世界の8000m峰14座、無酸素登頂に挑戦する男
スーパー登山家:小西浩文氏の講演を聞く機会がありました。
世界の最高峰の山々を、授かった生身の体で(酸素ボンベ等無く)登るという極限の状態を幾度もしてきた方です。
極限状態での、
人間模様、生死と表裏一体の環境、精神状態
ご自身の体験を経て辿り着いた境地をお話をしてくれていた訳ですが、それをなんでもない事かの様にサラサラと語っておられました。
特に印象に残ったこと、それは、あなたの考え(または精神状態)で、体の変化を含めた全てが変わるということ。
災害時の定説で、被災者の生存は72時間以内(3日以内)がさかいと言われます。
これは、最初の24時間で精神的に望みが薄れて行き、次の48時間でその精神的な変化が体に変化を与え、抗体などが弱まっていく。そして、最後の72時間内では体力が尽き果てる。。と言うもの。
しかし、この状況をどこかの会議室やお部屋で、今から3日間(トイレは行っていいとして)部屋に閉じ込められた状態になりますと言われて、本当に3日間もたないのか、となった時、おそらく多くの人は大丈夫だろうと思います。
この差は何なのか?
それは、当初から72時間したら解放されると分かっていれば、精神的に望みがあり、その経過している時間も精神的に弱まることがなく、すなわち体自体も持ちこたえることが出来るから。
これは一つの例ですが、精神(または、意思、思考)の持ち方で、体自体の状況も大きく変わるということ。
体自体が変わるわけですから、日々のことで考えると、思考の在り方で、行動やそのパターンなども影響されることになる。
最新の認知科学や脳科学、また、コーチングの元祖:ルー・タイスなどからも、日々の思考の積み重ねが信念は作らえると言われます。
心の中にある信念は、描くことが出来る夢の大きさを決めます。
そして、夢の大きさは人生そのものの大きさでもあります。
生死と表裏一体の状況に常にいる必要はありませんが、自分自身の人生においては常に明確な在り方(ビジョン)を持つといいですね。
信念は普段の思考の仕方で変えていくことが出来ます!
モヤモヤが晴れた!
先日、知人との会話で、仕事の考え方についてシェアする時間がありました。
仕事というのは本来「自分の得意なことで人の役に立てること」と、お話ししました。
もっと言えば、「自分が好きで得意なこと」。
お金という概念は後の話です。
人の役に立つことをして、その対価としてお金をいただく。
これが、本来の仕事の姿。
ところが、今の社会では、 お金が先にあって仕事がある。
お金を基準に仕事を選ぶ。 そんな考え方になっているかと思います。
もちろん、好きなことと、お金を稼いでいる仕事が一致している人もいるでしょう。それは、とても素晴らしい。
でも、多くの人から感じるのが、仕事をしていて自分を出せず、何か抜け出せないスッキリしない感覚でいる人が多いこと。
本当に自分が何をしたいのか?
心から喜んで好きといえることってなに?
人の為に貢献できることってなんだろう?
実はこれらは、お金を稼ぐという概念からは一度切り離して考えるのが真意に近づきやすい方法となります。
その上で、「ファイナンス(お金)の手段として何をするか?」
または、「ファイナンスの手段として今の仕事をしている」、
そう整理して考えるのが正しい姿です。
そして、ファイナンスの手段は、(現時点で)あなたが得意なことで、一番効率よく稼げることを考える。。
あくまで、ファイナンスを目的とした仕事と、あなた自身が心から取り組もうとすることは、分けて考えるわけです。
そうすることで、今している仕事での何とも言えないモヤモヤが、スッキリしてくるかと思います。
更には、スッキリすることで、ファイナンスを目的とした仕事でも、あなたが本来持っているパフォーマンスも、スムーズに発揮されることでしょう。
スッキリ整理されることで、本来のあなたが望むものと言うものが新たに見えてきて、その目標に向けてのビジョンや楽しみも見えてくるのです。
それって、なんだかワクワクしますよね?
本来の自分の望む形が見えてきて整理して捉えていけると、ファイナンス目的の仕事自体も、本来の望む姿に近い形、絡んだ形へと進化していくことも可能。
それは、あなた自身が変化することで、ものの見方が変わり、入ってくる情報自体も変わっていくから。
目標は複数持っておくといい。
本来の自分の望み、ファイナンスとしての目標、趣味、社会貢献、健康、旅行などなどです。
場合によっては、それぞれの目標が相反したものとなることもあるでしょう。
実はそれで良く、そのバランス調整の中で健全な在り方が生まれてくるのです。
苫米地博士も、仕事の成果が伸びないときには、逆に趣味を思いっきり楽しんだほうがいい、と言っています。
趣味がなければ、趣味を持ったほうがいい。
バランスが調整されることで、あなた本来の力が沸いてくるのだ。
人生は素晴らしいもの。
楽しみを表現していくことは素晴らしいものです。
その後、話をした知人からは、
「なんか仕事をしていて、すごくスッキリしてるんだよね!モヤモヤが晴れた感じ!確かに、自分のやりたいこともホントに浮かんできた!」と、喜びのトーンでの報告をもらいました。
自分と関わった人の喜んだ姿が見れるって、本当に気持ちがいいですよね。
あなたの人生におけるコーチングの重要性
「あなたの人生におけるコーチングの重要性」について、苫米地博士の話している言葉をお借りし、分かり易くここに書いておこうと思います。
人生においてなぜコーチングが重要か。
言い換えると、コーチの存在の必要性について。
コーチングが何をやるかというと、まずはあなたのゴールを見つけることがコーチングの重要な部分で、これが半分と言っていいくらい。
何故かと言うと、苫米地博士の本やルー・タイス氏の理論を紹介している本でも話されている通り、スコトーマの原理というのは、コンフォートゾーンの中にあるものしか見えない(自分にとって重要なものしか見ない)。
自分にとって重要なものが自分の周りにある世界を作り、これをコンフォートゾーンと言う。そして、それの外側にあるものは見られないわけだ。
それが大前提だった時に、ゴールとは何?ってことを考えると、ゴールは現状の外に設定したものしかゴールとは言わない。
現状の中にあるものはゴールではなく、ゴールもどきとなる。
間違ったコーチングの話しをするのであれば簡単だけど、正しいコーチングは何が難しいかというと、見えないものをゴールに設定しろと言っていること。現状のことは現在のコンフォートゾーンで、そのコンフォートゾーンの外にあるものとは、元来見えないわけだから。
それを設定しなさいと言われて、どうするの?ってことから始まることになり、だからこそ、コーチの仕事の半分はゴールを見つけ出すところから始まる。
間違ったコーチングでは、現状の中にあることをゴールと言っているわけで、それを達成してやると言っている。それは簡単だけど、そのリスクは、その行為がますます本人を現状に縛り付けることになること。コーチに本当に能力があれば、ますます奴隷を作ってしまう訳で、それは最悪なわけだ。
もちろん、かつてコーチングがそういうふうに使われたことはある。企業戦士を育てるとかがいい例。ますます会社のたまに働く人を作る為に。もちろん、もしかすると、我々が大企業からコーチングを導入してって言われる時に、経営にはそれを期待されているのかもしれないけれど。
実際はコーチングとはそういうものではなく、たまたま企業のゴールと個人のゴールが合致すればそうなる訳だが、そうしなければ、会社をやめるかもしれないのがコーチング。
ただし、そのゴールというものが、元々本人には見えてないだろうっていうのが、コーチングの基本。
特に日本みたいな国はそう。
例えばこれが、ヨーロッパの一部の企業に水道権利買われて水を止められちゃった南アフリカの諸国だったり、もしくは経済的に困窮していて、実際に飢餓がある地域だったりとかだと別。インドなんかもそうですよね。
今、地球の人口の約10億 (場合によって12億とも言われている)が、その飢餓状態にあるって言われていて、そういった地域の人たちがゴールは何?と言われると、飲みたいだけ水が飲めることだったり、食べられるだけご飯が食べられることだったりする訳ですよね?
そういう人たちは逆にゴールがすぐある訳だ。ということは、ゴールがすぐ見つかる人たちの方が可愛そうな人たちであって、じゃあ、飲みたいだけ水が飲めたり、食べたいだけ食べられたりすることをゴールと言うかと言うと、ちょっとね。。ですよね?
そういう人たちはまずお腹いっぱいになってから、本当の自分のゴールを見つけてもらう必要がある。実際に、世界的な政治情勢などで、自分のゴールを見つけるという段階まで行くことが出来ないような人がまだ地球の中で10億人位いる訳だ。。
では、日本にいる人がゴールって何?と言われて、「自分のゴールが分かんないです。」って言う人は多い。それはある意味、社会的には素晴らしいこと。先の通り、自分のゴールが分からないほど、我々は満ち足りた生活をしている訳だから。日本に生まれてラッキーな訳。
でも、それで良いかってことですよね?
なんでそれで良いかって言うと、日本で生まれたラッキーな人達は、幸せな家畜の生活をしているとも言える訳だ。食うにはとりあえず困らない。ただし、やるべきことは本当にやりたいこととは違う。。
将来、肉として食われる為に生きているだけかもしれない訳で、実際労働を提供しているのであれば、そういうのを家畜と言わないで奴隷と言う。
単に労働を提供するだけの為に生きているけれど、でもとりあえずは、食うに困らないし、後は家に帰れば、テレビのチャンネルが何チャンネルかあるだろうし、それを適当に回していれば面白いし。その中で出て来たこれが良いよと言われた物を買っていれば、それだけで欲望は満足出来るし。 ・・・みたいな世界ではないですか?
物の値段も普通に日本で働いていれば、決して買えない訳では無いくらいに値段が設定されたもの。加え、ローンシステムで、大体はテレビで流されている物は買える訳だ。
全部買えるわけじゃ無くとも、これだって物は買える。そうすると、それなりに満ち足りた生活であって、そして別に、労働そのものも、血流して苦しむような苦しい労働ではなく。そうではありませんか?
実際、そう言った中にいる人たちが多いですよね。
そういう人達に、ゴールはなんですかと聞くと、意外と自分でゴールが分からない。
分からないと言うのは、簡単に言うと動物と同じ。現状維持がゴールな訳。個体として種として少しでも長持ちすればいいってことで、それがゴールな訳だ。
ただし、我々はそういうのをゴールとは言わない。
それは当たり前で、どういう宗教を信じているかは別として、我々は、人生は一回きりと考えている。もちろん生まれ変わったとしても同じ人ではなく、それはもう一回とは言いませんってこと。記憶もなければ、DNAも違う人に生まれ変わっても、生まれ変わりって言うの?ですよね。
もちろん、生まれ変わりを信じている人がいたってそうであって。我々の人生は2回はやってこない。
特にこれを読んでいる皆さんは、恐らくそんなに老人じゃ無いですよね?
ということは、これから素晴らしい人生の日々が待っている訳ですね?
それを奴隷として過ごして、65,70歳になった時に人生を振り返り、「あぁ俺(私)の人生奴隷だった。」
・・・って嬉しい訳無い。。ですよね?
ただし今は、日本みたいな国にいると、意外とゴールに気が付かない人が多いです、ってこと。
だから我々コーチの最初の仕事はそのスコトーマを外す。
日本みたいな恵まれた国に居ながら、さらに現状を超えた、現状の外側にある、より自分が欲しい、本人が欲しいゴール。
苫米地博士のゴール「世界から戦争と差別をなくすこと」に対して、「私もそうだ!」と言う人がいるのは素晴らしいかもしれないけど、それが本当に欲しいかどうかが重要であって、自分が本当に欲しいのであればゴールはなんでも良いということ。
自分で一番欲しいゴールであり、さらに現状では達成出来ない現状の外側。
現状では達成出来ないと言うのは、自分という人格を変えないことには達成出来ないくらいのつもり。
その人格のところをルー・タイスシステムの中では、ビリーフシステムと言い、自分の信念のこと。人に入れられたものや自分が作り上げてきたもの。
そういった自分の信念、ビリーフシステムを変えない限りは達成出来ないようなもの、それが現状を変えるということ。
それをゴールと言います。そして、それは通常見えていない。
「ゴールが分かりません」が正直者で正しい。逆にすぐゴールを言える人は、現状の中にあるか、自分の本物のゴールじゃない可能性も高い訳だ。
もちろん中には、ちゃんとそういうゴールが分かっている人もいるかもしれない。そういうことも含め、本人のゴールは何かを探し出し、確かめていく、これがコーチの仕事の半分となる。
そしてまた、この作業は自分ではなかなか出来ない。
それは先程言ったように、当たり前ながら、スコトーマで見えない訳だから。そしてそれは、訓練を受けた第三者のコーチが、外側からやってあげるからこそ出来る。
ルー・タイスや苫米地博士はそれを自分自身でやれるような、セルフコーチングシステム(TPI)を作ってきてはいる。
ただ通常は、コーチが、タイス式コーチなんか正にそうだし、苫米地式コーチも正にそうだし、第三者のコーチが横についてやるのが望ましい。
コーチングはそういったセルフコーチと、外からやるコーチの両方のやり方がありますが、どちらにせよ、セルフコーチする時は自分がその時外側のコーチになりきるくらいのつもりでないとならないし、もしくは、ルー・タイスや苫米地博士や、私の様なバーチャルな第三者のコーチを想定して、そのリアリティーを上げた上でセルフコーチングをするということ。
それがコーチの仕事であって、それはまずは現状の外側に外して、ゴールを見せると言うとこ。
もちろんそれが、本人が本当に欲しいことかを一緒に検証していく。
そしてその次に、それをどうやって達成するか。。
それは高いエフィカシーのみがそれを達成する。
エフィカシーというのは、自分のゴールを達成するのに必要な、あるべきコンフォートゾーン。そのコンフォートゾーンのレベルをエフィカシーと言う。
ゴールがあってエフィカシーが決まる。ゴールが無いのにエフィカシーと言う言葉さえも当てはまらないってこと。
ゴールがある、そしてそれを達成することが出来る、その自己能力の自己評価をエフィカシーと言う。
つまり、高いエフィカシーをつくりあげる、これはコーチの仕事。
そして、そこまで。
ゴールを設定してエフィカシーが高く設定される、そして、それが設定されるってことは、それがリアルになる。
分かりますか?
そうすると現状と言うコンフォートゾーンよりも、ゴールを達成するコンフォートゾーンのほうがよりリアルで自分のものになり、臨場感が高くなる。
そこから先はオートマチック。
正にホメオスタシスの原理で、勝手にそちらの方に、まるで心拍が一定であり、呼吸が一定であり、そして体温が一定であるように、自然にそこに移動してしまいます。
これはもう人類だけでなく、動物まで持っているホメオスタシスのカラクリであって、それが情報空間に広がるほど我々は前頭前野が進化したと思えばいい。
エフィカシーを上げ、そのコンフォートゾーンのリアリティーを上げる作業をし、後は心と体に広がる本人の身体が勝手にゴールを達成していく。
ルー・タイスの言葉では、「Invent on the way」と言っていたけれども、Invent on the wayとは、道中で発見するという意味で、最初からやり方は分からなくてもいいと言うこと。
そのゴールは見えないし、ゴールが設定されても具体的な方法論はコンフォートゾーンの外側で、現状の外側だから、見えてない訳。
でもその高いエフィカシーのコンフォートゾーンのリアリティーが上がっていけば、段々に見えてくることになる。
そして、そこに脳がクリエーティブに動きだす。
クリエーティブコンシャースネスと我々は言うけれど、脳がその時にクリエーティブになり、そこで、やり方をどんどん脳が発見し発明してくれる。
それが、自分の脳が勝手にやってくれるということ。
それはコーチがそこまでやる必要がないと言うこと。
だからコーチの仕事は、ゴールを発見すること、そして高いエフィカシーを作り上げその臨場感を上げていく。
これらが、コーチの仕事の大きな2つの基本。
もちろんここで書いたことは基本のタスクであって、さらに具体的なテクニックは色々あります。
そういった具体的なテクニックは我々が行うコーチングだと思ってください。
そして、そういったコーチがいないと、なかなか自分では出来ないということ。
それが、我々にとってコーチングが重要であり、皆さんにとって必要であると言う理由です。
ヨガ
昨日の祝日は、パシフィコ横浜で開催されていた「Yoga Fes」(ヨガフェス)に行ってきました。
屋外パークも使い、結構な規模で開催していました。訪れている人もかなりの人数で、ヨガの人気ぶりを感じます。
世界の朝食と称したブース(エジプト飯などもありました)や、ビーガンフードを扱ったブースもあり、食も充実。
タレントの田中律子さんもヨガインストラクターとして活躍しているようで、クラスの開催もしていましたよ。
他にも著名なヨガインストラクターも来ていて、スポーツ的なヨガから、瞑想のヨガまで様々。
ヨガの教えには、八支則(はっしそく)という8つの段階・行法があり、日常生活での行いに関してのことから、心と身体をきれいに保つこと、瞑想を深めるための呼吸と、身体との関わりをまずは高めつつ、内的な悟りを目指す哲学があります。
さすが、インドでの古代からの教えでもあり、外的要因もしっかりと整え、その上で内的要因も整うという、理にかなった方法ですね。
KnowThyselfコーチングでも、認知科学に基づいたコーチングに加え、五感から始まる内的世界の充実にも充足にも重点をおいています。
本当の自身のやりたいことを明確にすること。
そして、それを現実のこととして体現していくこと。
自分が認識している以上の、自己能力が人には隠されています。
その力を本当に発揮するためにも、コーチングは有意義。
そして、五感を始めとする感覚の世界にも、しっかりとフォーカスを当てて意識することで、使われていない脳が動き出すかも😊
私はこのテーマを、「アートとサイエンスの融合」と呼んでいます。
ヨガの教えにも通じるところかもですね。
フェス会場は、オシャレな人達が多く、カリフォルニアの様子も思い出す、いい感じの雰囲気でした。
「実際に感覚に変化が起きた」
今日は、NLP(Neuro Linguistic Programming:神経言語プログラミング)を共に学んだ友人と久しぶりにお会いしました。
お互いの近況などの語り合いに始まり、人類の叡智を含む形而上の話から、科学が語るサイエンスの見出す世界の話までにも。
そして、その方の抽象度の高いゴールなどをお聞きすることになります。
必然的にコーチとしてその方を真に応援する姿勢となり、様々なお話もさせて頂きました。
そして、お別れした後にいただいたメッセージでは、「実際に感覚に変化が起きた」との言葉もいただき、本当に嬉しい限り!
エフィカシーを上げるためには、心から望むことをゴールに掲げ、現状の外にゴールを置き、バランスを持ちながら進む事が大事になる。
そして、究極的には、右脳と左脳があるように、人には内なる精神世界と外なる物質世界の両方のバランスを取った進化が必要だと確信しています。
苫米地博士との対話
今日は、世界的なコーチングの権威でもあり、脳機能学者でもある苫米地博士と話をして来ました。
コーチとは、100%本気でクライアントのことを思い、クライアントの親や兄弟よりも味方としてある。そんな存在であることを語りました。
人は誰しも、大切な思いを持っているかと思います。
それが、仕事のことだとしても、家族のことだとしても、健康のことだとしても、そしてまた、自分の価値観についてだったりもするかもしれません。
これまでの人生で、あなたのその真の思いを、本当に親身になって耳を傾け、それについて真剣に語り合い、勇気をくれた存在はいたでしょうか?
あなたのパートナーだったかもしれません。あるいは、親友であったかもしれません。
きっと本気であなたの思いを聞いてくれる相手と話した時は、あなた自身が熱い思いと、あなたのその真の思いが明確さを増し、さらなる強さを持って描き出されたかと思います。
自分の何処かでは確信していて、信じていること。
自分の力はこんなものではなく、もっとあるんだと知っている本当の自分。
そう、あなたの知っている本来のあなた自身は、確実に存在しているのです。
そして、それを発揮するには、あなた自身があなたのことを本気で信じたとき。
本気であなたの思いを聞いてくれる相手と話した時に感じる、その熱い思いこそ、あなたの力となっていくのです。
それを繰り返すことで、あなた自身への確信が強固となり、強い自信となり、そして、道を切り開く、パワフルなあなたとなっていくのです。
自分との対話をいい状態で繰り返すこともいいでしょう。
思いを共感する本や、自己啓発本を読むこともいいかもしれません。
また、瞑想や座禅をして、内なる自己と向き合っていくことも効果的です。
そんな中でも、やはり生で向き合い、本気で語り合ってくれる存在と共に、話をするのは、臨場感も格段に変わり、一番効果的になることは言うまでもありませんね。
大統領でさえ、一流のスポーツ選手でさえ、たった一人では強いビジョンとゴールを維持し、力強く突き進むことは出来ません。
人が真剣に人生を歩もうと、望むイメージを達成させようと思うのならば、となりに心強い味方を置くことは大きな価値となるはずです。
未来の地球を考える必要性
私たちの社会が何処を目指して進んでいるのかをよく考えます。
今の地球の社会は、物質主義であり、金融資本主義の仕組みが隅々まで浸透し、それが世界の全ての様に日常が展開しています。
もちろん、便利なことや、楽しいことも多く、これはこれで素晴らしいこと。
ただ、子供の世代、そして、孫の次の世代、さらには、ひ孫の世代、100年、200年先のことまで考えたとき、このままの仕組みの地球社会で本当にいいのだろうか。。
そう考えると、私たちの地球社会が進みべき方向ってなんだろう?って、考え始めるのです。
ちょっと昔に、ヨーロッパのある国の大使でもあったおじいさんとのした時の会話が忘れられません。
「これからは、ハーモニーの時代だ。昔、資本主義だ、社会主義だと、理想の社会を真剣に語っていた時代があった様に、今これからは、改めて理想の社会を考える時なのだ。」
資本主義の今の社会に、どこか憤りや、本当の幸せってなんだろうと考える人々が多くなる中、本当にこの言葉がリアルなものとして、私の頭の中で何度も何度も語られているのです。
これから目指す、進化成長した地球社会って、どんなところだろう。。?
きっと、人それぞれイメージするものがあると思います。
私は、人々が真の喜びに満ち、その人の内なる善と美(かっこよさ)を表現した生き方をしていることこそが、理想の進化成長した地球社会への道であり、真の意味で人類の進化成長につながる道だと思います。
外側からの力で何かを変えようとすれば、それに反発する力が生まれる。
北風と太陽の物語のごとく、無理やり力で変えようとすれば抵抗が強くなる。それよりも、暖かく内側から対象の人自身がそうしたくなるように。
それであれば、まず一人一人が心の底からの望む生き方をし、自分自身が満たされていく。そうなることで、満たされ溢れ出る喜びを、他の人へも伝えたいと自然に思うのが人の心。
まるで、コップが水で満たされ、溢れ出る水が周りに流れていくように。
自分が満たされていれば、他人の素晴らしさも喜んで受け入れられます。
その連鎖が、人と人との繋がりをもっと素晴らしいものにしてくれるはずです。
これは、単に夢物語を語っているわけではありません。
これまで物質的価値観を主に置いてきた現代の社会は、実際に様々な歪も抱えており、精神的な豊かさ、充実を求めはじめています。
まずは、一人一人が自身の人生に喜びを見出し、自分を満たす。そして、他人が彼ら(彼女ら)の人生に喜びを見い出せるように手助けをしていく。
これが必要なのではないでしょうか?
今、ダライ・ラマも物質主義的な社会に警笛をならしています。そして、もっと精神的なものを大切にする世の中を考える必要性を説いています。
私はアーティストとして、古代キング・ソロモン以前から続く霊統の教え、そして、形而上学についても学んで来ました。聖書やシャーマニックな伝えに秘められた、人類の叡智とも言える教えがありますが、これらの中にも、人間の真の偉大なる力について説かれています。
武術や禅などでも、内なる宇宙を表現することがありますが、その力は確かに存在するのです。
また同時に、科学的なアプローチも必要だと考えます。
個人が持っている才能を最大限開花する方法。様々なものをクリアし求める精神状態になっていく方法。最大限のパフォーマンスを出すための方法など。
私は、最先端の脳機能学に基づき、脳と心の使い方を説く、苫米地式コーチングのコーチでもあります。また、脳の取扱説明書とも呼ばれる最先端の心理学:NLP(Neuro Linguistic Programming:神経言語プログラミング)も取り入れています。
<ご存知の無い方のために、苫米地式コーチングとは、アメリカ特殊部隊や大統領、フォーチュン500の52%の企業が取り入れてきたコーチでもある、ルー・タイス(心理学者であり、米国自己啓発界・能力開発の世界的権威、さらに"コーチングの創始者")と脳機能学者である苫米地博士が体系建てたコーチングで、正にコーチングの本流>
苫米地式コーチングでは、100% Want-to をすることこそが、求めるゴールへの道と説き、現状の外にゴールを見出す必要性を説いています。
100% Want-to、これは、真に好きなこと、やりたいことを意味します。
正に、自己の喜びの表現が、求める姿への道なのです。
そして、現状の外にゴールを。これは、今時点で想像出来るゴールは本来のゴールではないということ。今時点では、どうしたら良いのかさっぱり分からないが、とにかく求める理想の状態を思い描くこと。
囚われた形など一度脱ぎ捨てて、自由な状態で求めるものを想像してください。
それこそが、あなた自身が本当に求めているものなのです。
そしてそのゴールは、近づけば近づくほど、もっと抽象度の高い、素敵なものへと進化していくことが出来ます。
古代の教えてで、真のマジック(創造)を起こすには、アートとサイエンスの融合が必要と言われています。
アートとは、目に見えない力。
音楽や映画、絵画に彫刻、偉大なる自然のパワーもアートと言えるでしょう。
体の五感を存分に活性化させることも必要。
サイエンスは、科学。
論理的に体系立てられたものや、再現性のある現象など。
現代科学は、常に進化していますが、その証明された領域は広がっています。
この2つの融合に、マジック(創造)が生まれる。
素敵な教えですよね。
私は、コーチとして、そして、ヒーラーとして、
多くの人達が、100% Want-to な生き方をして、内なる真の喜びを表現して人生を歩む。
その為に役立つことを、こちらのブログでは伝えていきたいと思っています!